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結核の基礎知識

結核が身近に感じられなくなった昨今では、
この病気に対する正しい知識を得る機会も少なくなっていると思われます。
それだけに現代の結核は、「無知」が新たな感染源になっているのかもしれません。
結核とは何が原因で、どんな異変が起こったことを指すのか、
また結核の歴史や日本における結核事情などを知っておきましょう。

結核とはどんな状態か

「結核と肺炎とどこが違うの?」という疑問はよく聞かれます。
結核という言葉の「核を結ぶ」とはどういう意味なのか、
正しく理解している人は少ないのではないでしょうか。
ここでは結核の定義について知っていただきたいと思います。

感染と発病の違い

結核の感染経路は空気感染または飛沫感染なので、
人が多く集まる場所は特に危険です。
ただし、結核菌に感染したからといって、必ずしも発病するわけではありません。
ここでは感染と発病の違いを知っていただきたいと思います。

どんな時に発病するのか

結核は感染症ですが、感染しても発病するとは限らない病気です。
その発病率も低く、ほとんどの人は感染しても発病しません。
しかし、結核を発病して命を落とす人が毎年いるのも事実です。
ここでは結核が発病する条件について述べたいと思います。

子どもの結核

結核菌が感染した場合、特に心配なのが免疫力の低い人の場合です。
病気がちで体力のない人やお年寄りなどは、
健全な人よりも発病率が高くなる傾向があります。
ここでは子どもに結核菌が感染した場合について考えてみます。

エイズと結核

病気の治療中や病後などは、体力が低下して免疫力も弱くなっています。
そのようなときに結核菌に感染した場合は、
発病しやすくなっているので注意が必要です。
ここではエイズ患者が結核菌に感染した場合について述べたいと思います。

喀血とは?

結核と言えば、口から血を吐く症状が連想されるかもしれません。
この症状は喀血 (かっけつ) と呼ばれ、
咳とともに気管支や肺などから、血の混じった痰が排出されることです。
つまり、呼吸器系からの出血です。

日本における結核

明治~戦後間もない頃の日本では、結核が大流行しており、
「亡国病」と呼ばれ、恐れられていました。
特に第2次世界大戦前後の1940年代には、日本での死因の第1位が結核でした。
その後、特効薬が開発されたことによって、
結核の死亡者数は激減しましたが、決して撲滅されたわけではありません。

結核で死亡した歴史上の人物

かつての結核は、才色兼備の人に多い病気と言われたことがあります。
実際にはそのようなことは関係ないでしょうが、
昔は若くして命を落とす病気だからこそ、
結核で亡くなった人の死は美化されていたのかもしれません。