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どんな時に発病するのか

結核は感染症ですが、感染しても発病するとは限らない病気です。
その発病率も低く、ほとんどの人は感染しても発病しません。
しかし、結核を発病して命を落とす人が毎年いるのも事実です。
ここでは結核が発病する条件について述べたいと思います。

発病に関わる3つの要素

結核の発病には、次の3つの要素が関係しています。

感染菌量
結核菌に感染した際の菌の数です。
吸い込んだ菌が多いほど、発病する可能性が高くなります。
毒性の強さ
結核菌にも強いものと弱いものがあります。
強い菌を吸い込んだときほど、発病しやすくなります。
免疫力
自分自身の抵抗力の強さです。
免疫力が正常に働いていれば、多くの場合は結核菌を封じ込めて、
発病を防いでくれます。

大切なのは免疫力を高めること

結核を発病させないためには、どうすればよいでしょうか。

もちろん、結核菌を吸い込まないようにすることも大切です。
人混みを避けたり、マスクをして出かけるようにすれば、
それだけ結核菌を寄せ付けなくなります。
また、周囲に結核患者がいる場合は、伝染を防ぐ工夫が必要不可欠です。

ただ、目に見えない結核菌を完全にシャットアウトするとなると、
これは現実には不可能です。
外出すれば、必然的に不特定多数の人とすれ違うことになりますから、
いつどんな時に結核菌を吸い込むか分かりません。

そこで大切なのが、自己の免疫力を高めておくことです。
免疫力とは、細菌やウイルスが侵入してきた際に、それを撃退する能力です。
通常は、結核菌が侵入してきても、免疫反応がそれを殺してくれます。
免疫力を高めるためには、バランスの良い食事をとり、
規則正しい生活を送ることが大切です。